日の出

自由気ままに思ったことを書きます。

シトルリン・アルギニンのサプリを試しに購入してみた。思いもよらない効果が!

シトルリン・アルギニンのサプリを試しに購入してみました。

 

・身長が伸びる!

・精力付く!

・筋肉が付く!

 

などの謳い文句があり、もう何でもありのスーパーサプリじゃないか。ホントかよ?と思ったのが購入理由です。

 

とりあえずこのサプリについてまとめてみました。

 

 

 アルギニン・シトルリンって何?

まずそもそもアルギニン・シトルリンって何かを調べてみました。

そもそも何なのかわからない人はこのページにたどり着かないと思いますが。

まずは怪しいサイトの解説ではなく、ちゃんとした化学的な話を見てみましょう。

wikipediaの解説

アルギニン (arginine) は天然に存在するアミノ酸のひとつ。2-アミノ-5-グアニジノペンタン酸(2-アミノ-5-グアニジノ吉草酸)のこと。略号は R あるいは Arg。示性式 H2NC(=NH)NH(CH2)3CH(NH2)COOH で表される。英発音に基づき、アージニンともいう。

荷電極性側鎖アミノ酸。塩基性アミノ酸の一種で、蛋白質を構成するアミノ酸としては最も塩基性が高い[1]。非必須アミノ酸ではあるが、成長期には摂取が必要。糖原性を持つ。

尿素回路の中間体であり[1]、投与によりアンモニアの生体内解毒を助ける。尿素回路内で、アルギナーゼ (EC 3.5.3.1) によりオルニチン尿素に分解される。アルギナーゼの欠損により高アルギニン血症になる。

条件付必須アミノ酸の1つ。外傷褥瘡感染などの侵襲下においては、充分な補給が望ましいとされる。免疫反応の活性化、細胞増殖を促進し、コラーゲン生成促進などにより、創傷や褥瘡の治癒を促す。

クエン酸回路ケトグルタル酸からアルギニンの生合成が始まる。ケトグルタル酸からグルタミン酸が合成され、N-アセチルグルタメートに変換され、この物質がN-アセチルグルタメートキナーゼによりN-アセチルグルタメートリン酸へと変換させる。次に、N-アセチルグルタメートリン酸はオルニチンに変換され、オルニチントランスカルバミラーゼによりシトルリンに変換された後、アルギニンとなる。 

 

シトルリン(Citrulline)とはアミノ酸の一種で、尿素回路を構成する化合物のひとつである。1930年に日本でスイカの中から発見され、そのラテン語citrullusに因んで名づけられた。動物、特に哺乳類で広く存在する。化学式はC6H13N3O3IUPAC命名法では2-アミノ-5-(カルバモイルアミノ)ペンタン酸であり分子量は175.2g/mol。CAS登録番号は[372-75-8]である。

ミトコンドリアオルニチントランスカルバモイラーゼによって触媒される、オルニチンカルバモイルリン酸の反応でリン酸と共に生成する。またサイトソルでアスパラギン酸ATPと反応しオルニチンとAMPピロリン酸となる。この反応はアルギニノコハク酸シンテターゼによって触媒されるがこの酵素が欠けていると血中にシトルリンが蓄積し、また尿中に排出されるようになってシトルリン血症(シトルリン尿症)を発症する。

シトルリンはコドンで指定されているアミノ酸ではないため、遺伝子転写には用いられない。転写直後はタンパク質に含まれないが、タンパク質中のアルギニン残基がペプチジルアルギニンデイミナーゼによってシトルリンに変えられる。また関節リウマチ患者の80%はシトルリンを含むフィラグリン免疫反応を示すため、抗環状シトルリン化ペプチド抗体が診断に用いられている[1]

 

なるほどなるほど意味不明ですね。

 

アルギニンをなんとか理解する

「非必須アミノ酸ではあるが、成長期には摂取が必要」

 

とあります。一応成長に関わる部分らしいです。いろいろなサイトで、成長ホルモンに関わると書かれていますが、まあ恐らくそういうことなのでしょう。

 

外傷褥瘡感染などの侵襲下においては、充分な補給が望ましいとされる。免疫反応の活性化、細胞増殖を促進し、コラーゲン生成促進などにより、創傷や褥瘡の治癒を促す」

 

ともありますね。要するに体を回復させることにも一役買っているようです。

 

次に、N-アセチルグルタメートリン酸はオルニチンに変換され、オルニチントランスカルバミラーゼによりシトルリンに変換された後、アルギニンとなる

 

シトルリンの名前が出てきました。なるほどシトルリンとアルギニンは関係が深いようです。

 

一応体作りに必要なものであるということ本当のようです。

そしてアルギニンはシトルリンに変換された後にアルギニンに戻ってくるようです。

 

シトルリンをなんとか理解する

1930年に日本でスイカの中から発見され」

 

という文章があります。なんてことだ!日本発の成分だったとは。なるほど、これはなにか応援したい気分になりますね。

 

「タンパク質中のアルギニン残基がペプチジルアルギニンデイミナーゼによってシトルリンに変えられる」

 

に関して、アルギニンがシトルリンに変化する過程の一部ですね。アルギニンが反応して残った部分がシトルリンになり、アルギニンの方の文章によると、シトルリンはアルギニンに変化するそうです。

 

シトルリン自体は別段効能は無さそう?

アルギニンに変化するため、アルギニンの存在を増やしてくれるみたい

 

まとめると

 

アルギニンが体作りに重要な化学反応をする。

反応の際に余ったアルギニンはシトルリンになる。

シトルリンはアルギニンになる。

 

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シトルリンってどんな効果が?

 

なるほど取り敢えずこういう事実があるというのは本当のようです。

 

アルギニンを取りまくればいいのか、摂取の仕方は

取り過ぎも良く無さそう

すると、シトルリンってのはアルギニンの化学反応サイクルの中継地点のようなもので、摂取する意味があるのかは謎です。サイクルの中で減ってきたらアルギニンだけ摂ればいいんじゃないの?というのが正直な疑問ですが、実際にはそういうわけには行かなそうです。

 

「アルギナーゼの欠損により高アルギニン血症になる。」

 

という文章がありました。簡単に言えば、摂り過ぎると良くないということです。

サイクルの中で上手く使われてしまえば良いのですが、多すぎると処理しきれず悪いことが起こるのですね。

 

シトルリンを代わりに摂取し、サイクル消費される量を事前に補う

そうなってくると、アルギニンがサイクルで減る分だけを同時にシトルリンで摂取しておけば、アルギニンが減ってきたときに自動的に補給できるという効力がシトルリンには期待できそうです。

 

つまりシトルリンは補助役としてアルギニンと同時に摂取しておくと良さそうですね。

しかしシトルリンも同様に

 

血中にシトルリンが蓄積し、また尿中に排出されるようになってシトルリン血症(シトルリン尿症)を発症する。」

 

という文章があります。シトルリンも摂り過ぎは良くないみたいですから、結局互いに摂取できる量を把握しながら、同時に摂取しつつ、サイクルを回し続ければ良いということになりますね。

 

摂取量

1日の摂取量は、

 

アルギニンが2000mg

シトルリンが800mg

 

を目安にするといいようです。これ以上は体に害を及ぼす可能性があることが、上記までの話で分かっているはずです。これより少ないと効果は薄いのかもしれませんが、少なくとも副作用が生じるようなことはないでしょう。

 

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冒頭の効果は期待できるのか?

・身長が伸びる!

・精力付く!

・筋肉が付く!

 

これらの効果は、どうも化学物質としての役割を見る限り直接は関係無さそうです。

しかしアルギニンが体作りに関与していることは間違いなく、成長期に必要なのも事実なようです。ですから、飲めば上記の効果が出るというわけには行きませんが、上記の効果が期待できるときに、それに必要な栄養素として供給するという意味で価値はあると言えるでしょう。

 

要するに動くのに飯が必要なのと同じ

体をとにかく作るためにはアルギニンが必要になる。

ただそれだけの事のようです。(アルギニンは普通の食物からもある程度取れるみたいです)

 

もちろんそれを効率良く摂取できるのならばそれは素晴らしいことですね。

筋力トレーニングでプロテインが本当に効力があるのと同じように、必要なときにアルギニンをしっかり供給すれば、体作りの手伝いを行ってくれるはずでしょう。

 

実際に試した

こいつを購入しました。その理由

Lアルギニン 500mg & Lシトルリン 250mg 120粒入 海外直送品

Lアルギニン 500mg & Lシトルリン 250mg 120粒入 海外直送品

 

 アメリカのサプリです。アメリカっていかにも怪しそうですが、実際良く考えてください。

 

アメリカは世界一の先進国です。医学もIT技術も金融も、アメリカはトップです。

 

アメリカに怪しいものがあるという印象は実際のところありますが、日本にだって怪しいところはいっぱいあります。まともな話ならば一々日本には伝わってきません。変な話だからこそアメリカの話題が日本にやってくるのです。そして日本人はそういう話しか聞く機会が無いため、偏見を持っているというわけです。

 

アメリカで銃撃戦なんて頻繁に起こってるわけではないですし、アフリカにも普通象なんていません。日本の動物園で象を生まれて初めて見たというアフリカ人もいます。

 

話はそれましたが、印象深い話だけが伝わってきて、それが当たり前のことのように錯覚しているということを言いたかったのです。

 

サプリメント等はアメリカの方がよっぽど研究進んでいます。

 

そこでAmazonで価格が普通のサプリメント並で、アメリカ製の評価がそれなりに良い物を購入しました。

 

摂取の仕方

朝置きて一カプセル。寝る前に一カプセル摂取しています。

一日あたりアルギニン1000mg、シトルリン500mg

という状態です。正直、とりすぎでどうにかなってしまうのを恐れて少なめにしています。

 

一週間経ちましたが、何か変化があったかといえば、体には特に何もないです。身長も特に伸びてません。身長伸ばしたいけど。

 

 

ただ物理的な変化は無いのですが、少し違うなと思う部分は実は出てきています。

 

思いもよらぬ効果①:睡眠からの目覚めが良い

「目覚めがいい」の画像検索結果

 



これです。だいたい休みの日はグウたらして、10時間以上寝るのが当たり前だったのですが、6時間7時間寝たら目が覚めるようになりました。ルーチンになっているので、そのまま布団に入っているのですが、全然寝付かないので起き上がるようになりました。

 

早起きすると1日長いですね。色々できそうです。

高いものではないので、一旦体を元気にする栄養だと思って試してみては如何でしょう。

 

もうちょっとギリギリまで摂取増やしたら変わるのかな?

 

 

思いもよらぬ効果②:風邪に強くなる(2017年2月26日追記)

 

見てきた通り、シトルリンもアルギニンも「筋力増強」とか「精力アップ」とか「身長伸びる」とか謳い文句にしていますが、まとめてしまえば

 

体に必要な、しかも非常に有用な栄養素であるということです。

 

故に、体をサポートする素晴らしい栄養素として活躍することが期待できます。

風邪というのは元々特効薬がないため、症状を抑える薬を飲みながら、自己治癒力に頼る他ありません。(病院で抗生物質が出ることがありますが、風邪は大抵ウイルス性であり、バクテリアではないため抗生物質は効きません)

 

単純に体に栄養素を補給するという意味で、シトルリンやアルギニンは効果が期待できます。

 

実際、サプリを飲み始めてからは風邪に掛かったとしても体が強くなったのか、寝こむほど悪化することがなくなりました。風邪で38度の熱が出ることも多々有りましたが、今は微熱か36度後半程度で耐え切ります。

 

あー、なんか喉がイガイガするなー以上に悪化することがなくなったのです。

 

 

アルギニン・シトルリンの科学的考察について

以下でまとめておきました。参考にしてください。

my-hotnews.hatenablog.jp

 

 

 

 

体のケアについて参考記事 

my-hotnews.hatenablog.jp

my-hotnews.hatenablog.jp