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自由気ままに思ったことを書きます。

なぜにメーカーの年収は本当に低い?就職前に見ておきたい平均年収の見方

平均年収

平均年収とはご存知の通り、社員の年収の和を、社員数で割ったものです。

この平均年収が高ければ高いほど、自分が得られる年収も高くなることが期待できる(ように感じる)ため、一度は皆さん調べたことがあるでしょう。

 

平均年収ランキング

ちなみに2016年の平均年収ランキングは以下で見られます。

(40歳時の推定年収のランキングですが、平均年収も掲載されている) 

toyokeizai.net

 

今回はそのランキングの上位一部を抜粋してみます

(上記のリンクで全部見られます。)

f:id:s0sem0y:20170227011044p:plain

 

商社やコンサルが軒並み上位を占めております。

ファナックやキーエンスなどのメーカーが奮闘してはいますが、やはりメーカー自体は平均年収上位には少ないようです。

 

平均年収はあてになるか?

平均年収は実際のところどれくらいあてになるのでしょうか。

恐らく、平均年収がそのまま自身の年収に直結すると考える人は少ないでしょう。なぜなら単なる平均だから。自身の出世の度合いで変わるのはアタリマエのことです。そうは言っても、会社の労働への対価がどの程度のものであるか、やはり平均年収は気になるところです。

 

実を言うと、平均年収から入社後の収入を見積もるのは非常に困難です。

 

平均年収2000万円と平均年収300万円の会社では明らかに違いがでるでしょう。しかし、平均年収600万円と700万円の会社では、その数値だけから優劣をつけるのは困難です。

 

 

平均年収が当てにならない理由

平均年収の概念が統一されていない

先ほどは平均年収について「全社員の年収の和を社員数で割ったもの」と言いましたが、実は一概にそうは言えません。平均年収の算出の仕方は、実は企業によって異なっています。

 

基本的に「月給×12+賞与」というになります。これに加え、「基準外賃金(残業代とか休日出勤とか)」を含むのか、「役職手当」を含むのかが、会社によって異なるのです。

 

当然、実際に貰っているお金の方は、基準外賃金を含んだほうですから、知りたいのはそちらかもしれません。しかし、その場合は労働の対価としてのお金を測るために、残業時間などもしっかり見ていかなければならなくなります。

 

母体による違い

平均年収を算出するためにどんなお金が考慮されているのかが上記の話題でした。

もう1つは、どんな人が平均算出の母体になっているかという問題です。

 

例えば、超高収入と噂の超巨大企業でトイレ掃除のアルバイトをしている人が、その企業の平均年収を参考にするのはおかしな話だとすぐに分かります。逆に、超巨大企業のマネージャーのポストを与えられる人が、企業の平均年収を見ても仕方がありません(提示された額を見ればいい)。

 

いつだって平均は、その母体が自分自身と近しくなければ意味がありません。

しかし平均年収はいろいろな業種の人をごちゃごちゃに混ぜて算出されています。

 

例えば、工場を多数持つ巨大メーカーの場合、工場で直接物を作っている現業の人たちも、総合職も一般職も、全員混ぜた平均年収が算出されてしまいます。そして巨大メーカーの場合現業の割合が多くなるため、平均年収はそちらに引っ張られます。

 

果たして総合職を目指す人がその平均年収を参考にすることに意味はあるでしょうか。

 

基本的に、工場を多数持つ巨大なメーカーほど見かけの平均年収は低く出ています。

 

 

 

お金の正しい情報が知りたい

有価証券報告書を見る

平均年収を見ただけでは給与のことは完全には分かりません。

 

さらに人事というのは基本的に良いことしか言いません。いい人材を捕まえるのが仕事なのですから当然です。別に騙してやろうというわけではありません。プログラマがプログラムを書くのと同じように、会社の魅力を伝えているだけです。

 

しかし、お金の面も含めて、実際には会社の悪いところも把握しておきたいというのが本音です。その場合は有価証券報告書を見ましょう。

 

有価証券報告書は、法的に公開が義務付けられています。嘘は書けません。

 

その企業の真実の情報が凝縮されています。これを無料で読めるなんて言うのは素晴らしいことなのです。興味がある会社については必ずチェックするようにしましょう。平均年収に関する情報も載っています。算出するための方法も書かれています。

 

基本的な見方については以下の記事が参考になります。

jobhunt.seesaa.net

平均年収を算出しているサイトなどを参考にする

例えば平均年収.jpなどは職種毎に年収を算出していたり、最終学歴毎に年収を算出していたりと工夫を行っています。単なる平均年収を見るだけよりは参考になるでしょう。

例えば三菱重工の例ならば、以下のように算出されています。

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ただ、基本的には有名企業しか取り扱っていません。

 

heikinnenshu.jp

 

実際に働いている人に聞く

結局はこれが一番早いです。

ありとあらゆるネットワークを使いましょう。人脈ネットワークを使うのは何も悪いことではありません。むしろ使いこなさなければならないものです。年収を知りたければ何らかの方法で聞き出しましょう。

 

大学生ならば大学のOBに聞けば教えてくれるはずです。基本的に会社側というよりは大学側の立場で質問には答えてくれるはずです。もしも友人がその企業で働いていれば教えてくれるはずです。年収を聞くなんてデリカシーのない話かもしれませんが、その会社のことを真剣に考えているのであれば嫌な顔はされないでしょう。