馬油とは
馬油とは
みなさん馬油ってご存知ですか?
馬油と書いて「ばーゆ」と読みます。ちゃんと変換でも出てきます。
食肉用の馬から副産物として得られる脂を精製して取り出した物が馬油です。
馬油は人間の角質層間の脂質にかなり近い成分であり、非常に肌に馴染みやすくなっています。人間にとってはかなりスキンケアに向いているのです。
そもそも皮脂は必要?
まず、「えー油塗るの?」と思うかもしれません。
あるいは馬油が皮脂に似てるって言っても、皮脂なんて塗りたくない!
と感じるかもしれません。
しかし皮脂というのは無くてはならないものです。
髪の毛のことを考えれば、頭皮の毛根に皮脂が詰まると良くないとは言います。しかしそれは皮脂が完全に邪魔者という意味ではありません。
あくまで「何かが詰まっているのが」いけないのです。もしも皮脂を取り除こうと、ゴシゴシ頭を洗いすぎてしまえば、皮脂は綺麗さっぱりなくなります。しかし皮脂は実際に必要なものであるため、頭は皮脂を一生懸命分泌しようとします。
それをまた取り除こうというすれば、更に頭は頑張ります。結果、「皮脂が詰まりやすくなる」のです。皮脂が悪者というより、詰まらせてしまうことがいけないのです。
今回は頭皮ケアの話ではありません。
とにかく無くてはならないからこそ皮脂を分泌しているわけで、
皮脂というのは適度に必要なものなのです。
馬油の効力
乾燥・シワ対策
最強の保湿性能を誇っています。
正直馬油があれば化粧水なども必要ないかもしれません。
基本的な使い方は、お風呂あがりに馬油を手に(かなり小さく)とって、つけたいところに伸ばしていくという形になります。とにかく薄く薄く伸ばしてください。非常に伸びがいいので、少量でたくさんの範囲をカバーできます。
浸透するスピードが速いので、その後、化粧水を塗るという形でいいでしょう。
僕自身、乾燥肌がかなりひどくて小さい頃は「あかぎれ」を起こしていました。
大きくなるにつれてあかぎれは無くなっていきましたが、それでもカサカサの肌であることに変わりはありませんでした。
しかし、馬油を使い始めてから本当に乾燥肌が良くなりました。
そして肌に張りが出てシワもだいぶ目立たなくなります(これは副次的な効果かな)。
おかげで「肌が綺麗だね」と言われるようにもなりました。盛っていません。マジです。
美白効果
乾燥肌対策は、理屈も通っており、明らかです。
効果もかなり実感できています。シワも実際かなり目立たなくなります。
しかし、実は美白効果もあるのではないかと思っています。
これは実際には否定的な意見も出ていますが、僕自身は実感しています。
僕は男なのでそれほど白くなることにこだわりは無いのですが、馬油を使い始めてから「白くなった?」などと言われることが増えました。
痩せているものですから、「何か血の気がない」と言われることもありますが、とにかく白く見えるようになっているようです(いやコレに関しては良いのか悪いのか知りませんが)。
基本的に、顔と手にしか面倒なので塗らないのですが、「首と顔の色が違う(顔だけ白い)」と言われたことも実際にあります。少なくとも私に対しては白くなる効果が出ているようです。(それ以来首まで塗るようにしている)
他にもそのような効果を感じている人は複数いるようですが原因は不明です。
使っている馬油
僕は以下のソンバーユしか使ったことありません。
使い比べしたことがないので、これが一番いいのかに関しては確証はありませんが、少なくとも上記で述べた効果が、以下の商品で得られました。
ちなみに、毎日顔に塗っても数カ月保ちます。間違いなく。
保たなかったら塗りすぎ!
基本的にお風呂あがりとか、洗顔が終わった後に使います。
水気は若干残っているくらいで馬油を塗りましょう(そっちのほうが伸びがいい気がする)。
顔だけに塗る場合は大体米粒くらい。
コレでもかというくらい薄く伸ばしてやってください。
少し多めに取り過ぎたなと思ったら、そのまま手の甲などに塗ってしまいましょう。
保湿クリームみたいに一円玉くらいとかそんなに使いません。
一時期ニベアフォーメンのローション使ったりしてたけど、全然馬油で良かった。
おまけに熊油
ちなみに熊の油はもっと凄いらしい。
けど馬みたいにいっぱい飼われてるわけじゃないからかなり高価!。
(と言いつつ、既に持っている。馬油がなくならないからまだ使ってないけど)